万里の長城杯国際音楽コンクール(大学の部1位)
この時はラフマニノフの『楽興の時』から2曲を弾いた。「コンクール」という場に僕が出没するのは実に4年ぶりだったのだけれど、思いがけず立派な賞をいただいてしまい、驚いてもいた。ちなみに入賞演奏の際は、フランク『前奏曲、フーガと変奏曲』(中期オルガン曲の代表作)のピアノ編曲版を演奏。アレンジに僕自身のアイデアも取り入れた、現在弾いているバージョンの原型を「初披露」する場ともなった(その後ちょくちょく改良を続けて、最終的に大学院の「修士リサイタル」で完成版に達しています)。